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切り方の説明
Cが切断ラインです。
@は切る枝の直線ライン。
Aは@と直角ライン。
Bは幹の細胞ライン。
CはAとBの半分のライン。これが切断ラインと覚えました。

そして、幹と枝のV字の、5〜10o上が、始点です。
この切口が、癒傷(ゆしょう)組織で、塞ぎやすいと、覚えました。

切口を塞ぐのは、幹側の細胞だからAだと塞げないし、Bだと切り口の面積が広すぎて、塞ぎにくい。
やはりCなら、塞げそうです。(Cのラインは、実際は、もう少し下です)

適正なケース 2013年2月 1年経過後 シラカシ

☆剪定で、切り易いのは、左上の様な切り口です。
適正な切り口は、左斜め下に切る。です。面倒です。
負荷もかかります。 しかし、これを身に付けなければ、植木屋では無いと、思っています。


☆ついつい、切り易い切り方になり易いですが、切る時に、
「癒傷(ゆしょう)組織」の事を、イメージしながら、剪定するのが、良いと思います。

植木屋じぃじ

不適正な切口 ネズミモチ

適正なケース 
2013年2月剪定 シラカシ 右はトップジンMペーストを塗布
(左の幹に、鋸で傷が入ったのは不適正)

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☆適正な、切り方をすると、癒傷(ゆしょう)組織が、切り口を塞いでくれます。 
不適正な切り方だと、切り口が枯れて、細菌が入り易く、枯れる可能性があります。

適正な切口 ネズミモチ 3点

不適正なケース 
2013年2月剪定 シラカシ

切り方の説明図

不適正なケース 2013年2月 1年経過後 シラカシ

切り口(1)

(シラカシ 適正だと、切り口が塞がる) 2013年2月